美白の大敵!紫外線を知る

美白化粧品を使って、美白になりたいという方にとっての最大の敵は紫外線ですね。

美白化粧品を正しく使い、効果的な美白ケアとするためにも紫外線についても基本的なことを理解しておきましょう。

お肌に影響を与える紫外線には、波長の違う下記の2種類があります。

真皮に到達する紫外線A波(UV-A波)

紫外線A波(UV-A波)は、お肌の奥の真皮にまで達して、肌細胞のDNAを損傷させて、コラーゲンやヒアルロン酸とエラスチンのバランスを崩し、しわやたるみ、ほうれい線の原因となります。

また、メラニンの酸化を促してシミを目立たせる原因ともなります。

紫外線A波がやっかいなのは、曇りや雨の日でも地上に降り注ぎ、また、ガラスや薄いレースのカーテンなども通過して室内に入りこむので、知らず知らずのうちにお肌の奥へその害が及ぶことです。

ですから、本気で美白になりたければ、春夏だけでなく秋冬も、また室内で過ごす時でも美白ケアをする必要があるのです。

表皮に作用する紫外線B波(UV-B波)

日焼けやシミ、ソバカスの原因となるのは紫外線B波(UV-B波)です。

紫外線B波は、地表に届く全紫外線の5%程度しかありませんが、エネルギーが強く、浴びるとお肌にジリジリと焼けるような熱を感じます。

お肌の表皮に作用して、角質細胞を損傷して皮膚を赤くしたり、メラノサイトを刺激し、メラニンを作り出します。

紫外線を浴びて、メラニンが作り出されてもお肌の生まれ変わりでもあるターンオーバーがスムーズであれば、メラニンは約28日程度で表皮の外側へ移って最終的には垢となってはがれ落ちます。

ところが、寝不足や偏った食事、過度のストレス、加齢などによってターンオーバーが乱れると、メラニンがうまく排出されず、お肌の奥にたまったままになり、シミとなってしまいます。

また、年齢とともに表皮と真皮の境目にある基底層の下の基底膜が弱くなり、うまく排出されずに残ったメラニンが、基底膜を通り抜けて、真皮にまで落ち込んでシミとなることもあります。

真皮にまで落ち込んだシミは自分で出来る美白ケアで目立たなくすることはなかなか難しく、美容皮膚科などでのケアが必要となります。

紫外線対策を考える際には、日焼けとメラニン生成に関係のある紫外線B波と、メラニン色素の酸化と肌細胞を損傷する紫外線A波の両方の影響を考える必要があるのです。

日焼け止めの基本知識と正しい使い方

美白化粧品は、メラニンの生成を抑えてシミができるのを防いでくれますが、メラニンが作られないということは、お肌は紫外線に対していわば無防備な状態。

ですから、必ず日焼け止めもあわせて使う必要があるのです。

日焼け止めを使っているのに焼けてしまったという方が多いのですが、これは正しい使い方をしていないからです。

日焼け止めについても基本的なことを理解して正しい使い方をマスターしましょう

日焼け止めの2種類の成分の特徴とは

日焼け止めには紫外線吸収剤と紫外線散乱剤とがあります。

紫外線吸収剤は肌の表面で紫外線を吸収し、肌へ影響が及ぶのを防ぐものです。

無色透明でサラリとしているので、白浮きすることもなく、紫外線カット効果も強いというメリットがありますが、その分お肌への負担も大きく、人によってはかぶれや肌荒れを起こすこともあります。

紫外線散乱剤は、肌の表面で紫外線を跳ね返し、肌への影響を食い止めるものです。

紫外線散乱剤は、紫外線吸収剤よりも紫外線をガードする力は弱くなりますが、お肌への負担は軽く、ノンケミカルとか紫外線吸収剤不使用と表記されているので、敏感肌の方や肌への負担の軽いものを探している方は、商品の表記を確認して、紫外線散乱剤を使用したものを選ぶとよいでしょう。

SPFとかPAってどんな意味があるの

日焼け止めにはSPF25、PA++などの表記がありますが、この表記については正しく理解しておく必要があります。

SPF25といった表記の「SPF」は、紫外線B波をブロックする強さを表します。

SPF25と表記されていれば、日焼けが始まるまでの時間を、なにも塗らない場合より25倍遅らせることができるという意味です。

皮膚は、紫外線を浴びると、およそ20分後に日焼けが始まるとされていますので、20×25=500となりますから、8時間20分日焼け止めの効果が続くという意味です。

PAとは「+」の多さで紫外線A波をブロックする強さを表すもので、PA++++が最もブロックする力が強く、+++、++、+と4段階設定されています。

日焼け止めはこの数値や+の数が多いほど、紫外線からお肌を守る力も強いと考えていいのですが、その分お肌への負担も大きくなります。

真夏の外出時ならSPF25~30程度で、PA++かPA+++程度のものをこまめに塗りなおすのが上手な使い方と言えます。

日焼け止めはケチらずに推奨される適量をしっかり塗りこむ

美白になるためには、日焼け止めは、晴れた日の外出時だけでなく、曇りの日や家で過ごす日でもしっかりと塗りましょう。

適量を守り、塗りむらのないようにまんべんなくのばして塗ることが大切です。

日焼けのしやすさは個人差がありますので、日焼けしやすいと自覚している方は、こまめに塗りなおし途中、皮脂や汗などで落ちてしまうことがあるので、こまめに塗りなおすことも忘れないようにしましょう。

最近はCCクリームや日中用の乳液にUVカット機能を持たせたものもありますので、こうしたものを使うのも、おすすめです。

美白化粧品には、同一ラインに日焼け止めと化粧下地、パウダーファンデーションなどUVケアとベースメークができる便利なアイテムが用意されているものもあります。

お肌に合うものを選んで上手に使えばとっても便利な時短アイテムにもなりますね。

日焼け止めだけじゃない!紫外線対策は抜かりなく!

できる限り素肌を出さないように、サングラスも効果的

気温が上昇すると、薄着で過ごしたくなるものですが、美白のためにはできるだけ素肌を出さないことが基本です。

日焼け止めをしっかりと塗ることは基本ですが、素肌を紫外線にできるだけ当てないことが確実な美白ケアです。

帽子、日傘、長袖の衣服を着用して、できるだけ素肌を露出しないようにしましょう。

また、意外に知られていないのが眼から侵入した紫外線がメラニン生成を促している事です。

紫外線が眼から入ると、脳は日差しが強いと認識して体を紫外線から守るために肌細胞にメラニンを作るように信号を送るのです。

外出時には紫外線カット効果のあるサングラスの着用がおすすめです。